2010年8月31日

夏の終わりに近づくと

ミレー(1814-1875) 『羊飼いの少女』1850-55

油彩 キャンバス
32.5×25cm

パリ、オルセー美術館



夏の終わりに近づくと
ミレーの『干草を束ねる人たち』(ルーブル美術館蔵) の絵が見たくなります。
暑さに疲れた身体が自然の息吹を感じたくなるからでしょうか。
刈りいれた干草の香りが欲しくなるからでしょうか。

こちらのミレーの作品も好きな作品で
1864年に描かれたルーブル美術館蔵の「大きな羊飼い」と対をなす作品で
「小さな羊飼い」と言われている名作です。
ミレーはこの2点の「羊飼い」を中心にして
さまざまな羊飼いのバリエーションを
油彩、デッサンなどでいくども繰り返し描いています。



今宵もよい夢を☆

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