2011年2月28日

モーツァルト オペラ≪魔笛≫

昨夜観た2000年のチューリッヒ歌劇場で上演されたモーツァルトの≪魔笛≫DVDは、
解説によれば、イギリスのジョナサン・ミラーの演出で、
物語を忠実に再現しながら、作品の精神的背景を照らし出したもの。
おおまかなあらすじは、エジプトの王子タミーノと夜の女王の娘パミーナ、
鳥さしのパパゲーノとパパゲーナが結ばれるまでの童話的なオペラである。
そして、舞台全体は、知性と学識を体現する書庫の形、
そこに旧体制の僧侶や貴族、フランス革命期の新興市民文化の知的教養層、
パパゲーノが代表する一般大衆の階層の人たちで展開されていく。
こぎみよい歌声とリズム、そして歌の間のドイツ語の自然体のセリフ ( ジュングシュピール) が
リズミカルで耳に心地よくとても素晴らしく感じられた。
全体はそんなところでしたが、個人的にとても興味があったところもあって、
またいつか、他の演出家の方の≪魔笛≫も観てみたいと思う。( ツイートに掲載済み)
http://p.twipple.jp/awgdF


今宵もよい夢を

1 件のコメント:

  1. Je travaille sur la Flûte Enchantée avec mes petits élèves de maternelle. Ils adorent, ils se retrouvent dans le personnage de Papageno ou dans ce lui du prince Tamino.
    Un magnifique opéra.

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