2009年9月28日

ラ・バヤデール

舞姫二キヤ
同上
ラジャ (領主) の娘ガムザッティ


1991年ロンドンのロイヤル・オペラハウスで収録された
古代インドを舞台にしたバレエのライブ映像を鑑賞。
古代インドの神殿の舞姫(結婚や恋愛を禁じられていた)ニキヤと勇敢な兵士ソロルとの
悲恋を中心に周囲の人間の愛憎絡みあうものがたり。
神殿で神に仕える身でありながら
二キヤに思いを寄せる大僧正ハイ・ブラーミンは、
ソロルと二キヤの密会の現場を見てしまいソロルへの復讐を誓う。
一方ソロルはラジャ(領主)に彼の娘のガムザッティとの結婚を命じられ、
戸惑いながらもソロルは彼女の高貴な美しさにもひかれていく。
二キヤの存在を知ったガムザッティは
二キヤを呼び出しソロルと別れるよう詰め寄るが、
二キヤは屈しない。
その上ガムザッティに刃を向けてしまう。
ソロルとガムザッティの婚約祝いの席で二キヤは気持ちを押さえて舞を踊るが、
ガムザッティ側の策略にはまり、
花篭に潜まされた毒蛇にかまれてしまう。
大僧正は解毒剤を差し出すが、
二キヤはそれを拒絶し、
自ら死を選ぶ。
絶望したソロルはアヘンを吸い現実逃避する。
幻覚の中でソロルは二キヤに再会。
しかし目覚めたソロルはガムザッティとの婚礼の式に臨んだが、
そこに二キヤの亡霊があらわれガムザッティ側の行為を告発。
混乱するソロル。
そのとき人間たちの愚かな行為に業罰が下され、
神殿が崩れ落ちてしまう。
最後は二キヤとソロルの魂は天井で再び出会い、
永遠の愛によって結ばれる。
初演は1877年サンクトペテルブルグにて。
バレエは完璧で素晴らしかった。
劇場で見ましたら陶酔してしまうかも。

今夜も良い夢を

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